福島県伊達郡国見町藤田町尻二12-1

矯正治療

  • 子どもに矯正をさせたい
  • 横顔をキレイにしたい
  • 歯並びが悪い
矯正歯科治療は、歯並びや口元をきれいに整えたり、悪い歯並びにならないように予防することを目的とし、心と身体の健康を増進させる医療です。歯並びが悪いと食べかすが溜まりやすいため、むし歯や歯周病になりやすく、歯の寿命が短くなることがあります。また、食べものがよくかめないと、顎関節や胃腸などの消化器官への負担が大きくなることもあります。さらに、歯並びの悪さから心理的に劣等感を感じて精神的に悪影響を及ぼすこともあります。

小児期の矯正治療(第1期治療)

成長期のお子さまの矯正治療は基本的に2段階に分けられます。成長期は顎の骨の旺盛な成長がある時期で、永久歯と乳歯が混在しています。このため、この時期の治療は全ての歯をコントロールするわけではなく、将来のかみ合わせの鍵となる部分を整えることを目的とし、さまざまな装置を利用して、調和のとれた顎の骨の成長を促したり、上下の顎の骨の位置関係の改善や永久歯が生えるスペースを獲得したりします。治療後は整えたところを保定しながら成長観察を行います。体の成長が終わりに近づく中学生後半あたりで再度分析し、必要があれば仕上げの治療(第2期治療)を行います。
第2期治療では全ての永久歯をコントロールして良好なかみ合わせを作ります。

永久歯列の矯正治療(第2期治療)

中学生後半になると、体の成長はほぼ終了に近づいてきます。顎の骨の大きさや位置もほぼ最終的な状態に近づき、12歳臼歯(第二大臼歯)も生えそろってきます。そうなれば全ての歯をコントロールする第2期治療が可能となります。第2期治療は、1本1本の歯に装置をつけるマルチブラケット装置での治療が基本で、歯並びや口元をきれいにすると同時に、お手入れのしやすい調和のとれたかみ合わせを獲得することで、生涯にわたり歯が長持ちしやすい環境を整えます。
歯肉と歯槽骨が健康な状態であれば何歳でも矯正治療をすることができます。
かみ合わせの異常はなるべく早い時期に診査することをおすすめします。早期に問題を発見し、正常な成長方向へ軌道修正することで、問題の複雑化を阻止でき、最終的な仕上がりが良くなったり、永久歯の抜歯や顎の手術を回避できることも多くあります。第2期治療が不要になることも少なくありません。

矯正歯科治療において考えられるリスク

装置をお口に装着する際にしゃべりにくくなることがあります。
装置を使用し始めた時や歯を動かす力を加えた際に痛みを伴うことがあります。
治療後の後戻りが考えられます。保定装置は指示通りに使用し、忘れずに定期受診しましょう。